悩みのお友達3「悩むのが好きな人」
悩むことが苦しいことだとは限りません。
悩みを快楽と感じる人、悩むことが好きな人は、
かなりの割合でいるのではないでしょうか?
というか、悩んでいる人は100%そうかもしれません。
そんなことはない。私は病気になって悩んでいる。
病気になることが好きな人間なんて、いるわけがない! 
そんな反論が聞こえてきます。
それはその通りです。
病気になることが好きな人はいません(多分、いないと思います)。
失恋することが好きな人もいません(多分)。
ただ、病気になって悩むことが好きな人、失恋して悩むことが好きな人はいるのです。
思い悩むという状態が、なんとも居心地がよく、その状態から抜け出したくない…。
冬の朝、布団の中にいつまでも居続けたいように。
ではなぜ、そのようなことになってしまうのでしょう?
それは、悩みの原因に問題があるのではなく、悩む自分に問題があるからです。
悩んでいる状態というのは、悩みの原因となっている問題の解決に向けて、
行動を起こしていない状態です。
もし本当に疲れていて、動くこともできないのであれば、しっかり休めばいい。
「休む」という行動をとればいい。布団から出る必要はありません。
でも、単に布団から出たくないだけで、同じ状況にい続けるというのは、
問題の解決を拒否していることと同じです。
悩むことが好きだと言われても、しょうがないのではないでしょうか。
あなたは、悩むのが好きな人ですか?
 

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